僕ら横須賀市在住なのに、なんで横浜市?
僕らの家の近くの病院の先生、だんだんヤル気無くしてて、
トントンが脱臼してすぐ病院連れて行ったのに、レントゲンも撮らず触診だけで
「たいしたことない」と診断。
でも、1週間たって悪化するばかり。
ウンチもできなくなった。
また、連れて行ったら、
「う~ん、ここでは(手術は)むりだなぁ」
と、またしてもレントゲンなしの触診だけで匙を投げた。
「手術はしたい」とお姉さんが言うと、
た~くさん待たせて、
「横浜まで行けるぅ?」と、上記の「ベイサイドペットクリニック」さんのパンフレットを渡した。
紹介状も
紹介の連絡も
何もなし。
「横須賀市にだってあるはず?」ってお姉さんは聞きかえしたかったけど、
ここで先生を怒らすとどうしたらいいか余計わかならなくなるかもしれない…と思い黙った。
「ここは検査だけでも、かなり(お金を)取られると思うよ」
と、先生、何故か皮肉たっぷり。
お姉さん、50万円も現金持って
それでも足りないと困ると思い、すぐにおろせるよう地銀の普通預金うん万円をコンビニ系銀行に移して、
タクシーにトントンを乗せて、
横浜市神奈川区のベイサイドさんまで、決死の覚悟で乗り込んだ。
ところがだ。
帰ってきたお姉さんいわく。
「検査代より、タクシー片道の方がかかった。」
なんのこっちゃぁ~!
手術も入院代入れて20万円程度らしい。
ここに至って、
とうとうお姉さん、家のすぐ近くの病院の先生を見限った。
「あの先生は高度医療の料金を必要以上に高過ぎに見積もるクセがあるんだな」
と独り言を言ったお姉さん、
僕の方にふりかえってていわく。
「あんたもやっぱ白内障の手術しようね」と。
トンちゃんの先生(追浜の病院の先生)は両眼50万円程度って言ってたのに、
家のすぐ近くの病院の先生は片眼で80万円と言った。
両眼だと160万円。
どっちにしたって高いけど、
庶民にとって50万円と160万円はすごい違いだ。
家のすぐ近くの先生はトントンの毛抜けの原因が甲状腺ホルモンが少ないことだったことも見抜けなかった。
人に勧められてトントンは追浜の病院に通うようになって、毛が復活した。
トントンのことで二回も誤診しているんだよね。
「難しい医療はできないならできなくてもいいから、きちんと高度医療のできる病院を紹介して欲しい。」
「ベイサイドさんでも、『紹介した病院のレントゲンとかないんですか?』って聞かれた」
「ベイサイドさんの先生に、『以前、そこの病院でやった手術と同じだと思うんですけど、
レントゲンに以前の手術の痕が写ってまして…』って言われた」
我慢強いお姉さんも、納得いかなくなってきたようだ。
どうも、トントンがもう片方の足で手術したのと、全く同じものだったそうだ。
誤診して1週間経過した分、膝のお皿がずれるなど悪化しただけらしい。
せっかくある電子カルテも開かない、レントゲンも撮ろうとしない。
もう、この先生、ヤル気無いんだな。
僕らの体いじるより、オートバイいじる方が楽しいみたい。
いつも病院エリアにいない。
看護師さんが電話で呼ぶと、下か隣から病院エリアに入ってくるんだけど、
どうも、隣のオートバイのガレージからこっちに来るようだ。
僕も15歳。
初めて来たときはお医者さんも三人もいて活気があった。
僕は若い先生に可愛がって貰った。
どうもその若い先生は息子さんだったみたいだ。
いつの間にかいなくなった。
今はその先生一人だ。
楽しい思い出もあったけど、
どうも、もう「さよなら」のときが来たようだ。
卓球仲間の人が
「佐原インターの近くに二つも動物病院が並んでいるよ。あれなら競争激しいだろうから、きっといいのでは?」
と勧めてくれた。
お姉さんは初め佐原インターなんて遠いって思ってたみたいだけど、
実は最寄り駅からバスで10分もしないらしい。
追浜より近いよ。
お姉さん、ホームページを見比べて、
国立大学を出て、沢山の勤務医経験をしてから開業した先生の方を選ぶことにしたようだ。
お姉さんも苦労人だから、多様な経験を敢えてするような人が好きなんだよね。
それとホムペの写真もかなりイケメン。
…まっそれはともかく。真摯な眼差し信頼できそうらしい。
そこは院長先生以外も沢山先生がいて、
一人が眼科が専門らしい。
これが最終的な決定打になった。
「白内障の手術、相談してみようね。ポポたん
…ポポたんにもう1度海を見せたいから」
僕も、もう1度海を見たい。
見たら、感激で遠吠えしてしまいそうだ。
# by kyokosense | 2018-06-04 20:21 | トントンの病気